要介護レベル3&認知症の祖母(83才)の介護生活日記。
加えて膠原病である多発性筋炎の病気を持つ祖母。月1で通院をしています。
スコットランド人の旦那と私(30才)と祖母の3人暮らし。
2014年に結婚式を無事に済ませ、まだまだ新婚なのですが・・・
わけあって旦那と二人三脚で祖母の介護をしています。

2011年11月19日

事件です&マチャプチャレ

今日はネパールに来て以来、初めて雪化粧の山々を見る事が出来ました!

その前に私の悲惨なエピソードを・・・。
実は今朝からカメラを持ち出し、朝食すらも食べるのを忘れて街の景色などあれこれと撮りたい気分だったので、フェワ湖に行ったり、メインストリートから離れた小道などを散策していました。それで、今日のお昼ご飯こそは、マイリ・バンチャ・ガールという地元客でにぎわうネパール料理のレストランに行こうと思っていたので、地図を見ながらまた小道に入り、目的地を目指して行きました。ところが通りすぎてしまったので、引き返そうとしたんです。その瞬間。
後ろの首の付け根あたりに異変を感じ、マフラーを取ろうとした瞬間!

チクッ!!!!!

何ーーーーー!!!!

右手の薬指と中指に鋭痛が走り、恐る恐る指を見ると、無数の細かいトゲが指に・・・!
何が起きたのか全くわけが分からず、あまりにもトゲがたくさん刺さりすぎていて、どうやって取ったらいいのかも分からず、取ろうとして触るだけで激痛が・・・取りあえずバッグとカメラとマフラーを芝生に置き、体になにか付いているんじゃないかと思いジャンプしてみたり、髪の毛をバサバサしてみたり・・・
そして辺りを見渡してみると、なんと、、、、10センチほどの長ーーい毛虫がソソクサと私から逃げようとモジモジと地面を動いているではありませんか!!!
こいつなのか!!!!!!???????
ようやく、毛虫に刺された事に気づいた私は、毛虫になんて刺された事もなかったので、どうしたらいいのかわからず、ただアタフタするのみでした。
その怪しい姿を見ていたネパール人のおばあちゃんが私に近づいてきて、ネパール語で何か話しかけてきます。取りあえず私は無数のトゲ、いや毛虫の毛が刺さった指をおばあちゃんに見せました。するとおばあちゃんがまた何か言っています。そして!!!!!
さらに事件はおきました。
私の手を握り、いきなりおばあちゃんは、私の手をおばあちゃんの髪の毛になすり付けたんです!!!

痛いーーーーーーーーーー!!!!!!

久しぶりに、本当にめちゃくちゃ痛かったです。

日本語で叫びましたが、おばあちゃんも、おそらく分かりますよね。
叫んだんですから。

おばあちゃんの頭になすり付けられた後は、トゲが皮膚の中に入り、私の指はプツプツと細かいドット柄になってしまいました。すると更におばあちゃんはポケットからショウガを取り出し、私の指にショウガをこれでもかとばかりに、なすりつけます。

何でショウガ?しかも何でポケットにショウガが入ってるの???
これもおばあちゃんの知恵袋なのでしょうか。

近くにいた人たちも、子供達も私の叫び声と同時に沢山集まって来てしまい、痛い中でも私は財布が盗まれるんじゃないかとか、カメラを持っていかれるんじゃないかとか、そんな事を心配していました。すると男の人が来て、
「No problem, no problem. No poison.」
と。毒がない事を知り、少しだけ安心した私は、近くにいた人にされるがままに、近くにあったおばあちゃんの家に荷物ごと連れて行かされ、そこで更に大きなショウガのかけらをひたすらなすりつけられました。

痛みはだいぶおさまりましたが、今でもまだチクチクとした痛みがあります。皮膚の中に入ってしまった無数のトゲは、一体どうしたらいいものか?
そして一体どこから毛虫はやってきたのでしょう。

でも、ネパール人の優しさが初めて身にしみたような気がします。
いつも、通りを歩くたび、「ニーハオ」とか、「愛してます」「ゲンキデスカー」とか、そんな言葉しか聞いた事がなかったので、優しい人ってどこにでもいるんだなって思いました。

それで、本題に入ると、アンナプルナ連峰が見れたんです!ポカラの象徴であるマチャプチャレを初めて見る事ができました。あまりにも興奮していたのでうまく撮れませんでしたが、写真左上にうっすらと見えるのがマチャプチャレです。

0 件のコメント:

コメントを投稿