夜中 おばあちゃんがあまりにも活発なので
私はほとんど眠れず 体力減退していきました
看護士さんも私も 手に負えず ついにおばあちゃんは
大部屋から ナースステーションのすぐ隣にある
集中治療室のような部屋へ移動させられました
その部屋ではセンサー感知式の優れた柵があります
そのため 付き添いも もうしなくて良いとの事
おばあちゃんが少しでも動いたり 柵を越えようとすると
ナースステーションとセンサーが直結し 看護士さんに知らせます
最近のおばあちゃんはというと
点滴と酸素マスクが取れたのち
元気になりすぎたのか
数分に1度はセンサーを鳴らし
看護士さんに来てもらいます
独り言や作り話もするようになりました
しばらくすると看護士さんも限界を感じたのか
真夜中に私たちに電話を鳴らし 旦那と病院へ駆けつけました
おばあちゃんは 早く家に帰りたい一心に
「先生がもう退院しても良いと言ってる」
と看護士さんに言い聞かせます
看護士さんも困っているようです
私が
「退院はまだだよ」
というと
嫌そうな表情を浮かべながら
「孫は好かねぇな」
と言います
しかしおばあちゃんの頭の中は
またすぐにリセットされるので
「先生がもう担任してもいいって 言ったんだわ」
と言い聞かせます
次回へつづく
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