要介護レベル3&認知症の祖母(83才)の介護生活日記。
加えて膠原病である多発性筋炎の病気を持つ祖母。月1で通院をしています。
スコットランド人の旦那と私(30才)と祖母の3人暮らし。
2014年に結婚式を無事に済ませ、まだまだ新婚なのですが・・・
わけあって旦那と二人三脚で祖母の介護をしています。

2012年3月25日

今ある命、そして新しい命。

遅れましたが3月20日はおばあちゃんの誕生日でした。
おめでとう!!
80才になりました。

おばあちゃんとは、私がネパールへ立つ前まで一緒に暮らしていました。

「心配することが仕事」ってくらい、常に心配をしてくれるおばあちゃん、心配をしていなきゃ心配になってしまう、そんなおばあちゃん。大好きです。
もうすぐ足の手術をします。これからが頑張り時!!

人生80年と言うけれど、80才になったおばあちゃんは、今どんな心境でいるのだろう?おばあちゃんが私の年齢だった頃は、どんな事を考えていたんだろう。

私たちから見れば、おばあちゃんはおばあちゃんそのもので、過去に若い頃もあったのだろうけれど、そんな世界が見えません。
でも、私たちの年代を生き、母親たちの年代も生き、今80才になったわけです。
間違いなくたくさんの経験・知識がある事でしょう。
その分、たくさん苦労もしてきていると思います。

おばあちゃんの話す事にいつも「うすっぺらさ」を感じないのは、それだけおばあちゃんが経験や苦労を重ねてきているからなのかなって、時々思います。
ひとつのことばに重みを感じる事がよくあります。

おばあちゃんはまるで辞書のよう。のよう。
何でも知っている。聞けば何でも教えてくれる。
おばあちゃんの中にたくさんの経験が詰まっている。
知恵袋」とは、「おばあちゃん」の代名詞なのでしょう。

もっともっと長生きしてほしいです。

おばあちゃんが生まれてきてくれたおかげで、私のお母さんの人生があり、私の人生もここにあります。
そして私も将来子供を授かるかもしれない。その子供も、おばあちゃんが生まれてくれたから、生まれてくるのでしょう。
私がこうやってブログを書いたり、勉強できたり、旅が出来たり、友達とお茶をしたり、何をするのも、おばあちゃんが生まれてきてくれたからなんですね。

おばあちゃんの孫であることを誇りに思っています。
おばあちゃんの誕生日には、子供、内孫、外孫、ひ孫、みんな集まりました。

おばあちゃんが生まれてきてくれたおかげで、
こんなにたくさんの命・家族がここにあります。

去年12月には新しい家族が増え、今年4月と6月には、新しい命が二つ、誕生します。

おばあちゃん、長生きしてね。
生まれてきてくれて、ありがとう。



0 件のコメント:

コメントを投稿