要介護レベル3&認知症の祖母(83才)の介護生活日記。
加えて膠原病である多発性筋炎の病気を持つ祖母。月1で通院をしています。
スコットランド人の旦那と私(30才)と祖母の3人暮らし。
2014年に結婚式を無事に済ませ、まだまだ新婚なのですが・・・
わけあって旦那と二人三脚で祖母の介護をしています。

2015年3月29日

ばぁちゃんの認知症〜とても自己中なお年寄り〜

ばあちゃんは私たちの前でいつも
「食欲がない」
と言っています。

しかし、私たちのいない前では
冷蔵庫を開け
「美味しいものは何にも無い」
と独り言を言います。

冷蔵庫の中に何かしら
美味しいものを入れておくとすぐさま、
ばあちゃんに食べられてしまうのです。

過去には、
3個入りのプリンを一晩でペロっと全部
たいらげてしまったほどです。
プリンの隣に置いておいたヨーグルトには
一切手も付けません。

プリンのような甘々しいものは大好物で
ヨーグルトのようなさっぱり系は
美味しいものと認めません!!


さて、今日は何が自己中だったのかというと、

ばあちゃん、実はお風呂に2ヶ月以上も入ってくれません。
毎晩、私が
「今日こそは入らないとね」
と執拗にせまるのですが、
「いい、ばあちゃんは体調が良くなるまで入らない」
と言い張り、それで2ヶ月もあっという間に経ってしまいました。

だから頭のにおいがもう我慢出来ないくらいクサイのです。


オムツは定期的に取り替えていますが、
取り替えたからって
身体が綺麗になるわけではありません。
パジャマもあまり取り替えてくれませんので、
ばあちゃんがゆっくり歩いた後には
ポワ〜ンと悪臭が漂います。

ばあちゃんも自分の体臭がきつくなっているのが
分かっているのか、旦那に向かって
「お前はいつも同じ服しか着ないで。
着るものがねぇんだっぺか。きったねぇ服着てて」
などと直接嫌みを言います。

もちろん旦那は毎日シャワーを浴びて、
毎日同じ服は着ません。

そう言われた旦那は
つかさず笑い飛ばします。
そしてばあちゃんに指をさして
(それはばあちゃんの事でしょ!)
と訴えます。

話がそれてしまいましたが、

今朝はおばあちゃんの為に
かかりつけ美容室を予約しておきました。

せめて臭い頭だけでも洗ってもらおうと・・・笑
(美容室の方には本当に申し訳ないけど)

特に今日は
ばあちゃんの大好きな長女が一緒にカットの予約をしてくれたので
ばあちゃんの大好きな長女と一緒に美容室に行けます。

その大好きな長女がおばあちゃんを迎えにきました。

しかし!!

本人は
「調子が悪くて美容室なんて行ってる場合じゃない」
と言い、美容室も断りました。

美容室に行く話は完全無視、
本人は
「ばあちゃんは食パンが食べたい」
と言いました。
なので言われるがままに私は食パンを焼き、
ばあちゃんの大好物のいちごジャムを塗り、
コーヒーに砂糖をたっぷりを入れて、
ベッドで寝ているばあちゃんに
「食パンとコーヒー持ってきたよ」
と言い持って行きました。

すると、
「なぁーんだ、食パンか。うまかねぇもの」
と、ものすごく嫌そうな顔を見せながら私に言ったんです。

私はもう呆れて言葉を失いキッチンへと戻っていきました。

大好きな長女は予約の時間が迫っていたので
ばあちゃんが行かないと分かると、私と少し話しをしてから帰って行きました。

ばあちゃんがやっとベッドから起きてきました。
大好きな長女がもう居ないことを知ると
「○子(長女)は帰ったのか」
と私に聞きました。私は
「○子さんは美容室に遅れちゃうからもう行ったよ」
と言うと
「薄情な子供」
と言い放ちました。
さらには
「ばあちゃんに優しくしてくれる人はひとりもいない」
と言います。
私も紙に書きながら(難聴なので)言い返すのですが
紙に書いている自分が情けなく思い、あきらめました。

本当にこの曲がった性格、誰なら直してくれるのでしょう。

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