要介護レベル3&認知症の祖母(83才)の介護生活日記。
加えて膠原病である多発性筋炎の病気を持つ祖母。月1で通院をしています。
スコットランド人の旦那と私(30才)と祖母の3人暮らし。
2014年に結婚式を無事に済ませ、まだまだ新婚なのですが・・・
わけあって旦那と二人三脚で祖母の介護をしています。

2014年1月17日

おばあちゃんの認知症、幻覚と戦うその後

去年の暮れに退院してからというもの
おばあちゃんの幻覚は少しずつ減っていき
最近では
また
「明日にでも死んちまーわー」
が口癖の
悲観的なおばあちゃんに戻っていました

良いのか悪いのか・・・

しかし
今まで目の敵にしていた旦那の事も
とても可愛がっていて
まるで夢のようです



ところが!!!

一昨日の夜、また独り言をぶつぶつと
言うようになりました

これには原因がきっといくつかあって

・最近、在宅酸素を始めたため?
・寝る前の薬(安定剤)を忘れがちになる事が多くなったから?
・前に飲んでアグレッシブさを増した漢方を再び飲み始めたから?

よく分からないのですが
ここ最近になり
またおばあちゃんの様子がおかしいのです

今日 私は朝から一日仕事の予定でしたが
おばあちゃんが発狂し始めたと
今日お休みの旦那から電話があり
すぐ家に帰ると
おばあちゃんは私の顔を見るなり


わぁぁぁぁぁぁぁーーーー 
     あぁぁぁぁぁぁーーーーーー」

と叫ぶと
泣き崩れました


「めぐみ、めぐみ、めぐみぃーーーーーー」


と声を震わせながら痛い程ぎゅっと私の手を握りしめ
大泣きしています

相当情緒不安定です
それとも
本当に寂しかったのかな?


私は急いで帰宅したのもあり
少し気持ちが悪かったのもあり
おばあちゃんの安否確認ができたのと
まるで悪魔に取り付かれたかのように
すっかり変わってしまったおばあちゃんの姿に
少し放心状態になっていました


するとおばあちゃん
今度は突然
私に向かって怒鳴り始めました

「なんでお前はばぁちゃんの補聴器を隠したんだよ!」
「補聴器返せぇーーーーー!!」
「ばあちゃんの気持ちなんて ひとっつも知らねえくせに!!」
「わぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー」

と言いながら
私の腕をバシバシたたきます

おばあちゃん
力は結構あるのです


こんなハイなおばあちゃんを見ていたら
私は放心状態どころか
笑いのツボにはまってしまい
ケラケラと笑う事しかできません

(だめだめ、笑ってちゃだめ!)

と自分に言い聞かせるも
人間って笑いをこらえるのって
なかなか難しい事だと思うのです


と思っていると
更におばあちゃんに
「笑ってんじゃねぇよぉおおおおーーーーーー!!」

と怒られる始末

はい、おっしゃる通りです

「ばぁちゃんはお前に何回電話かけたって ひとっつも出やしない!」
(いえ、おばあちゃんからの電話など一度もかかってきてません。)

まぁこんな話が永遠と続くのです

おばあちゃんの身体は興奮からか
ぶるぶる がたがた と震え
救急車を遂に呼んだほうがいいのか
とまで考えました


2時間ほど様子を見ていたら
まぁなんとか
落ち着いてきたのですが

それでも独り言ブツブツは
おさまりません

かなり興奮状態だったおばあちゃん
なかなか我には返れないでいます
大まかな話(妄想)の流れでは

近所の人と筑波へ遊びに行った話や

じいちゃんのいるお墓へみそ汁を
孫と一緒に持って行き
墓でみそ汁を食べた話

浅草のおばさんはどこからか情報を聞きつけ(何の?)
家まで来ちまうという話

カラオケが1回600円だという話

もちを食べろという話

シュウマイをたくさん食べたという話

藤子さんは亡くなってしまったという話


とにかくこのブログを書いている今この時間、夜になっても
おばあちゃんはぶつぶつとしゃべり散らかし
しかも今夜は特に
ものすごく汚い話をしています
とても下品でふしだらなおばあちゃんの登場です


その汚い話は
ご想像にお任せします



次回へつづく!

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