おばあちゃんは7、8年前程前から間質性肺炎という病気と闘っています。
肺が固まっていき、呼吸が段々と苦しくなっていく病気で、様々な合併症をも引き起こす怖い病気です。
そんな病を持つ一方、彼女は巷では結構有名なアクティブなおばあちゃんで、何よりも口が達者、そしてどんなに調子が悪くてもカーテンの開け閉めだけは毎日欠かさずしています。ボケはかなりありますが、2012年3月下旬には足にボルトまで入れてスムーズに歩けるようにもなりました。
ですがここ最近、おばあちゃんの体調があまり良くありません。
咳が止まらず、とても苦しそうです。
インターネットでこの病気について色々検索してみましたが、やはりあまり容態は良くなさそう。。
ちょっと前まではおばあちゃん、2階まで上がれるくらい元気があったのに・・・。
今では呼吸をする度に、「は、は、は・・・」と声を出しています。息をしているのに、空気を肺にうまく入れられていないような様子が伝わり、本当に苦しそう。
先週、1ヶ月に1度の検診へ連れていった時には、先生が
「肺の中の菌の値がなかな下がらない。」
と言っていました。
「呼吸も少しずつ、段々と辛くなってくると思います。」
としぶしぶ説明していました。
「入院するにしても、彼女ぐらいの年齢だと入院がボケを進行させてしまわせる傾向にあるから、なるべく家にいて自分で出来る事はさせた方が良い、と同時に無理に身体を動かさせない方が良い」
とも先生はおっしゃっていました。
むやみやたらと入院させるのも良くないのかー。
どうしたらいいのかな。
うーーーん、難しい状況です。
最近はめっきりお風呂にも入ろうとせず、トイレに行く事でさえ面倒そうです。
「こわいよー、こわいよー」
最近のおばあちゃんの口癖。
「こわい」とは、「疲れる」とか「辛い」とかにあたります。
食事も、最近はうなりながら食べています。
なので、少しでもおばあちゃんの肺への負担が軽減するようにと、トイレに行くのを見計らって、下着、ももひき、パジャマをさっと用意して、トイレで下着を下ろしたタイミングで新しい下着に着替えさせます。
おばあちゃんがソファーから立つタイミングで、腕を支えて少しでも肺に負担がかからないようにサポート。寝る時にもベッドまで手を取り、布団をかけ暖かくして電気を消してあげます。
このくらいしておきたい。このぐらいしないと、何だか後で後悔しそうだから。
ふと、父が頭をよぎりました。
父が亡くなる1ヶ月前は、ほぼ父に付きっきり。
少しずつ弱く、細く小さくなっていく父を目の前に、色んな話をしました。
退院したらまず旅行に行こう。最初は国内、もっと良くなったらイタリアにでも行こうか。
主人はいつもケータイで父親に外国の写真や車の写真を見せ、元気付けてくれました。
話はおばあちゃんに戻りますが、昨日から何故だか、おばあちゃんは主人に対してとっても優しく話しかけているのです。
まるで別人です!
いつもは主人に対して結構ひどく当たるのですが・・・
今日も、とても優しくて。。。不思議でたまりません。
新しく薬を飲み始めたからでしょうか?
薬の副作用?
いつもは文句ばかり言われ憎らしいとまで思ってしまうおばあちゃんも、昨日と今日はとてもチャーミングでかわいらしく見えてしまう程。
私も感情に惑わされてしまう性格なので、そのへんは結構極端でもあるのですが。
そして昨日からおばあちゃんは
「刺身が食べたいなぁ、刺身なんて久しぶりに食べたらうまかっぺなぁ。ばぁちゃんが刺身食べてぇなんて思うんだから、きっと明日にでもポックリ逝っちまうわぁこりゃ」
なんて事を言っています。
刺身をとても食べたがっていたので、今日は刺身と寿司のパックを買ってきて、主人と3人で食べました。
少しでもおばあちゃんが元気になりますように。
肺が固まっていき、呼吸が段々と苦しくなっていく病気で、様々な合併症をも引き起こす怖い病気です。
そんな病を持つ一方、彼女は巷では結構有名なアクティブなおばあちゃんで、何よりも口が達者、そしてどんなに調子が悪くてもカーテンの開け閉めだけは毎日欠かさずしています。ボケはかなりありますが、2012年3月下旬には足にボルトまで入れてスムーズに歩けるようにもなりました。
ですがここ最近、おばあちゃんの体調があまり良くありません。
咳が止まらず、とても苦しそうです。
インターネットでこの病気について色々検索してみましたが、やはりあまり容態は良くなさそう。。
ちょっと前まではおばあちゃん、2階まで上がれるくらい元気があったのに・・・。
今では呼吸をする度に、「は、は、は・・・」と声を出しています。息をしているのに、空気を肺にうまく入れられていないような様子が伝わり、本当に苦しそう。
先週、1ヶ月に1度の検診へ連れていった時には、先生が
「肺の中の菌の値がなかな下がらない。」
と言っていました。
「呼吸も少しずつ、段々と辛くなってくると思います。」
としぶしぶ説明していました。
「入院するにしても、彼女ぐらいの年齢だと入院がボケを進行させてしまわせる傾向にあるから、なるべく家にいて自分で出来る事はさせた方が良い、と同時に無理に身体を動かさせない方が良い」
とも先生はおっしゃっていました。
むやみやたらと入院させるのも良くないのかー。
どうしたらいいのかな。
うーーーん、難しい状況です。
最近はめっきりお風呂にも入ろうとせず、トイレに行く事でさえ面倒そうです。
「こわいよー、こわいよー」
最近のおばあちゃんの口癖。
「こわい」とは、「疲れる」とか「辛い」とかにあたります。
食事も、最近はうなりながら食べています。
なので、少しでもおばあちゃんの肺への負担が軽減するようにと、トイレに行くのを見計らって、下着、ももひき、パジャマをさっと用意して、トイレで下着を下ろしたタイミングで新しい下着に着替えさせます。
おばあちゃんがソファーから立つタイミングで、腕を支えて少しでも肺に負担がかからないようにサポート。寝る時にもベッドまで手を取り、布団をかけ暖かくして電気を消してあげます。
このくらいしておきたい。このぐらいしないと、何だか後で後悔しそうだから。
ふと、父が頭をよぎりました。
父が亡くなる1ヶ月前は、ほぼ父に付きっきり。
少しずつ弱く、細く小さくなっていく父を目の前に、色んな話をしました。
退院したらまず旅行に行こう。最初は国内、もっと良くなったらイタリアにでも行こうか。
主人はいつもケータイで父親に外国の写真や車の写真を見せ、元気付けてくれました。
話はおばあちゃんに戻りますが、昨日から何故だか、おばあちゃんは主人に対してとっても優しく話しかけているのです。
まるで別人です!
いつもは主人に対して結構ひどく当たるのですが・・・
今日も、とても優しくて。。。不思議でたまりません。
新しく薬を飲み始めたからでしょうか?
薬の副作用?
いつもは文句ばかり言われ憎らしいとまで思ってしまうおばあちゃんも、昨日と今日はとてもチャーミングでかわいらしく見えてしまう程。
私も感情に惑わされてしまう性格なので、そのへんは結構極端でもあるのですが。
そして昨日からおばあちゃんは
「刺身が食べたいなぁ、刺身なんて久しぶりに食べたらうまかっぺなぁ。ばぁちゃんが刺身食べてぇなんて思うんだから、きっと明日にでもポックリ逝っちまうわぁこりゃ」
なんて事を言っています。
刺身をとても食べたがっていたので、今日は刺身と寿司のパックを買ってきて、主人と3人で食べました。
少しでもおばあちゃんが元気になりますように。
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